宮崎市 スナックのバイト・アルバイト・パートの求人・募集情報です。フロアレディやカウンターレディ(ナイトワーク系)、キャバクラ、クラブ、ガールズバーなど
かつては水商売と言われておりましたが、近年では「カラオケスナック」として、若者の憩いの場として人気が出てきています。そのため、Barに近い感覚になり、飲食バイトとして扱われることの方が多くなってきています。番外編として、今回は近年若者の間で、再流行している「スナック」でのアルバイト体験談をご紹介します。
スナック バイト
目次
はじめに。
なぜスナックを選んだのか?
実際のお店の様子とは?
女同士の戦いはあったのか?
スナックで働く面白さ。
最後に。
はじめに。
私がスナックで働こう!と思い立ったのは32歳のとき。
実は結婚もしていて、特にお金に困っていたわけでもないのですが、夫の帰りが遅い(毎日22時過ぎ)のと、お昼は別に仕事をしていることもあり、「週3日くらい、効率よく稼げる仕事をやってみたいなぁ」と思ったのがきっかけでした。
当然夫にも相談したあと、いくつかのお店のオーナーを知っている友人に話を持ちかけました。そして私が決めたのは福岡の中洲にあるスナック。雑居ビルにひっそりとある、30人も入ればいっぱいのごく普通のお店でした。
なぜスナックを選んだのか?
前述したものの他にもうひとつ理由があります。それは「一度も水商売をしたことがなかったから」。なんとなくのイメージで、時給が良い・同伴やアフターがある・女同士の戦いが繰り広げられている……などありましたが、実際に働かないまま歳を取っていくのは勿体ないなぁ、と思ったわけです。
水商売にはスナックの他に、キャバクラ・ガールズバー・クラブなど色々ありますが、詳しい知人に相談すると「未経験で30代なら、スナックが良い」とアドバイスをもらって決定しました。
実際の勤務は週3日ほど、時間は19時~24時でした。確か時給は2000円。贔屓のお客さまもいない、全くの未経験の私をすんなりと受け入れてくれたお店には感謝しています。ちなみに、お昼の仕事もしていた私は「同伴・アフター・営業電話なし」という条件でお願いし、店長はそれすらもOKしてくれました。
実際のお店の様子とは?
このお店で働く女性は総勢約25名。毎日出勤する人もいれば、月に2~3回ほどの人、学生で短時間(3hほど)勤務する人もいました。1日に出勤するのは平日8名、週末12名といった感じ。
キャバクラやクラブではドレスが用意されているお店もありますが、スナックは基本的に自前の洋服で出勤します。といってもカジュアルな普段着はNGで、基本的には膝上のスカートか(ロングなら)タイトなものを着るように言われていました。
お店が開くのは20時、閉店は翌1時。一見さんよりも常連のお客さまが多い、落ち着いたお店でピークは22時頃。大体ひとつのテーブルに、お客さまの数÷2ほどの女性が付きます。(例:4名様なら女性2名、6名様なら女性3名)
最初の数日は、サイドテーブルの近くに座って飲み物をつぐ(ビールを注いだり水割りを作ったり)ことからスタート。徐々に慣れてくると、お客さまのそばに座って会話することがメイン業務に。時にリクエストがあればカラオケで歌ったりも大事なお仕事です。
女同士の戦いはあったのか?
スナック バイト1
これは正直、ありました。(戦い、というほど激しいものではありませんが。)私は割とバランスを取るのが得意なので巻き込まれることは無かったのですが、言い合いや陰口の現場に遭遇することもしばしば。理由はいくつかありましたが、メインは下記のようなこと。
●真面目に働かない。(飲み物を作るタイミングが遅い、など。)
●自分のお客さまを取った。
●(主に学生に対して)仕事を軽く見過ぎている。
当時、レギュラースタッフが3名ほどいて、あとは私のように週に何度か入るメンバーがほとんど。しかしレギュラー同士でも「ママの器じゃない」「言い方が気に入らない」など、どっちの味方に付くのも得策ではなさそうな状況を目にしたのは事実です。
ただし、勿論毎日がそうではありませんし、話しやすい人もいるのは他の職場と同じ。スナックは狭い店内なので、スタッフ同士のいざこざが目に入りやすい、というだけかもしれません。
スナックで働く面白さ。
居酒屋やカフェと違い、スナックは一組のお客さまと話す時間が長いです。仕事の話やプライベートの話など内容も幅広い。お客さまの年齢層も様々なので、ただ話す・聞くというよりも「的確な相槌や間合い、ある程度の知識」が必要だと強く感じました。
あくまで主役はお客さま。だから、自分が知っていることを話せばそれで良いわけではないし、相手が話しやすいような場の雰囲気を作らなくてはいけない。
これって、実際にやってみるとかなり難しいです。でも、馴染みのお客さまが多いスタッフはそのスキルを上手に使いこなしている。会社員として働いていた私は「これって、社会ですごく求められていることだよなぁ」と、とても感心しました。
事務でも営業でも技術職でも経営者でも。目の前の相手や電話越しの相手に、心地良い距離感で接して安心感をもってもらうことは、プラス以外の何物でもありません。そういう意味で、とても良い社会勉強になるのではないかと思います。
20歳でたくさんのお客さまを連れてくる女性もいれば、30歳で突然この業界に来て花開く女性もいる。完全に個人の実力主義で、少し営業の世界に似ているなと感じました。
水商売を経験するかどうかは価値観の問題もあるかもしれません。ただ、(実際に働くかどうかは別として、)面接に行ってみるのもいい勉強になるかと思います。たくさんの人が入店・退店している業界なので、お店側も質問には割とありのままに答えてくれたりします。
最後に。
実際に働くときには、スナックで歌うのにちょうど良い曲をいくつかレパートリーに入れておくのをオススメします。友達と行くカラオケではないので、選曲にあまり時間をかけるのも良くないし、落ち着いた店内で騒がしい曲を選ぶのも何だか合わない。曲によっては「おぉ、ナイスチョイス!」とそれだけで盛り上がってもらえたりして、ちょっぴり嬉しくなりますよ。
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