32歳でソープデビューしました。それまでソープなんて全く考えてなかったのですが、色々あり食費にさえことかく有り様で……。
街頭でもらう風俗求人誌を見て何ヶ月も悩んで優しい求人文がかいてあるソープに電話したら、年齢で冷たく断られてしまいとても落ち込みました。
それが2、3件続き、求人誌は信用できないと思い、ソープを知らない私でも唯一名前だけ知ってる某有名ソープに電話しました。
年齢で断られることなく無事に入店しましたが、教えてもらったのはベッドのセットだけで、お仕事内容は「お客様に教わって」でした。
潜望鏡はお客様に教えてもらいましたが、なぜお風呂場に紙コップがあるのかずっと分かりませんでした。
ローションを温める方法もタオルでお客様の体をふくことも椅子にタオルを敷くことも知らないまま、当然ほぼ指名客もなく。
ソープで働けば生活が優雅になると思ったのに全く違ってました。60分で一万以下の手取りで1日2人つけばいい方でしたが、私の年齢なら仕方ない…と考えてました。ソープに高いお店、安いお店がある事も知りませんでした。
自分で言うのもなんですが、容姿も体型も平均で悪くありません。ただあまりに無知でした。
一年半ほどかつかつの生活をしながら働いていたころ、待機中にいじっていた携帯から、らぶぽにーたを見つけました。
この年齢ではどこも雇ってくれないと分かっていましたが登録してみました。オファーがあちこちからきて本当に驚きました。勇気を出して優しいメールをくれたお店に行きました。
面接には怖そうな店長さんがきてラストまではお仕事できないというと履歴書をその場で破り捨てられました。
驚きましたが店長さんがいなくなった後に店員さんが丁寧に謝ってくれました。でもショックでした。私の解答が悪かったのだとしても…。
お酒の力を借りて勇気を出して、もう一件面接に行きました。だいぶヤケクソでした。
店長さんは少し怖そうな方でしたが、お仕事を全部ちゃんと教えてくれる誠実な人で驚きました。お仕事内容は知らない事ばかりで更に驚きましたし、驚かれました。
写真もはじめて写真スタジオで撮りました。いままでがなんだったのかってくらいお客様につき、生活が楽になりました。
これは数年前の話ですが、いまも同じお店にいます。お店にも、らぶぽにーたにもとても感謝しています。
私のだめだめなソープ生活の話でした。今は他のお店に移籍しようにも、怖くてどこにもいけません…。
次々に移籍していく女の子達の背中を見送る日々です。
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